中日ドラゴンズの昨シーズンは球団創設初の3年連続最下位に沈んだ。
最下位からの巻き返しに向け、井上新監督の元「ポジティブ」をテーマに今シーズンに挑む。
新監督は「今までのドラゴンズとまた違った形のポジティブな前向きに進んでいくドラゴンズを見守ってください」と課題の得点力不足を解消するため、「前向き」で「明るい雰囲気」を作りながら選手たちにレギュラー争いをさせる方針。
新監督の元、どこまで真化を発揮できるか。
この記事では中日ドラゴンズに所属する選手のなかで、2025年の活躍が特に期待される若手選手5人をピックアップしてご紹介！ブレイク間近の新人選手をしっかり取り上げていきます。
これを読めば2025年井上新監督による新シーズンの注目ポイントをばっちりチェックすることができますよ。
2025年の中日ドラゴンズ注目若手選手をピックアップしていきます
根尾 昂投手
| ポジション | 投手 |
|---|---|
| 投打 | 右投左打 |
| 身長／体重 | 177cm／84kg |
| 生年月日 | 2000年4月19日 |
| 経歴 | 大阪桐蔭高 |
| ドラフト | 2018年ドラフト1位 |
根尾昂は昨季まで背負った背番号『7』から『30』に変更し、プロ初勝利を目指す。
18年に行われたドラフト会議では高校注目選手として4球団から1位指名を受け、中日に入団。
投手と野手の二刀流が期待されたが、1年目は野手としてプレー。4年目の途中から投手に転向した。
根尾のポテンシャルからすると歯痒い日々が続く。
心機一転新監督の元、才能を開花させることができるのか。
【通算成績】
| 年 度 | 球 団 名 | 試 合 | 完 投 | 交 代 了 | 当 初 | 無 点 勝 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 北 | セ ｜ ブ | ホ ｜ ル ド | 勝 率 | 打 者 | 打 数 | 投 球 回 | 被 安 打 | 本 塁 打 | 四 死 球 | 三 振 | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22 | 中日 | 25 | 0 | 12 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | .000 | 124 | 104 | 29 | 23 | 2 | 15 | 22 | 12 | 11 | 3.41 |
| 23 | 中日 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 51 | 43 | 12 2/3 | 9 | 0 | 8 | 4 | 5 | 1 | 0.71 |
| 24 | 中日 | 3 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 39 | 32 | 7 2/3 | 10 | 2 | 7 | 7 | 9 | 8 | 9.39 |
石川 昂弥内野手
| ポジション | 内野手 |
|---|---|
| 投打 | 右投右打 |
| 身長／体重 | 186cm／100kg |
| 生年月日 | 2001年6月22日 |
| 経歴 | 東邦高 |
| ドラフト | 2019年ドラフト1位 |
【注目ポイント】
中日ドラゴンズファンからの期待も大きい、将来の主砲候補。地元愛知・東邦高から2020年にドラフト1位で入団し、6年目。23年には13本塁打を放ったが、昨年は82試合の出場で4本にとどまった。
井上監督からも「繊細で、大胆さが足りない。荒々しさを出してほしい」と一皮むけることを期待している。石川昂は「今やっていることをしっかり継続して、自分のものにできるようにしていきたい」とバットを振り続ける。松中打撃コーチからの助言を元に今シーズンの覚醒に期待。
【通算成績】
| 年 度 | 球 団 名 | 試 合 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 刺 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 残 塁 | 打 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20 | 中日 | 14 | 36 | 3 | 8 | 2 | 0 | 0 | 10 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 12 | 1 | 9 | .222 |
| 22 | 中日 | 37 | 129 | 11 | 29 | 7 | 1 | 5 | 53 | 19 | 0 | 0 | 1 | 3 | 8 | 29 | 0 | 20 | .225 |
| 23 | 中日 | 121 | 434 | 32 | 105 | 27 | 0 | 13 | 171 | 45 | 0 | 0 | 0 | 4 | 26 | 69 | 10 | 77 | .242 |
| 24 | 中日 | 82 | 254 | 17 | 69 | 16 | 0 | 4 | 97 | 25 | 0 | 0 | 0 | 2 | 19 | 37 | 9 | 54 | .272 |
土田 龍空内野手
| ポジション | 内野手 |
|---|---|
| 投打 | 右投左打 |
| 身長／体重 | 180cm／77kg |
| 生年月日 | 2002年12月30日 |
| 経歴 | 近江高 |
| ドラフト | 2020年ドラフト3位 |
【Instagram】
【注目ポイント】
攻守で高いセンスを持ち、2020年ドラフト3位で近江高から入団。1年目から徐々に出場試合数を増やしていき、2023年には114試合に出場も、昨季は17試合出場に留まった。今季は「龍空」から「土田」に登録名を戻して臨む。守備には定評があるだけに、松中打撃コーチ指導のもと打撃に安定感が出ればレギュラー奪取も見えてくる。
【通算成績】
| 年 度 | 球 団 名 | 試 合 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 刺 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 残 塁 | 打 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21 | 中日 | 9 | 5 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 3 | .400 |
| 22 | 中日 | 62 | 210 | 15 | 52 | 7 | 1 | 0 | 61 | 12 | 3 | 2 | 6 | 2 | 11 | 43 | 7 | 46 | .248 |
| 23 | 中日 | 114 | 273 | 16 | 51 | 3 | 2 | 1 | 61 | 18 | 2 | 1 | 12 | 2 | 17 | 59 | 5 | 56 | .187 |
| 24 | 中日 | 17 | 44 | 1 | 7 | 1 | 0 | 0 | 8 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 11 | 0 | 6 | .159 |
尾田 剛樹外野手
| ポジション | 外野手 |
|---|---|
| 投打 | 左投左打 |
| 身長／体重 | 175cm／74kg |
| 生年月日 | 2000年8月3日 |
| 経歴 | 高野山高 – 大阪観光大 – BC・栃木 |
| ドラフト | 2023年育成選手ドラフト3位 |
【Instagram】
【注目ポイント】
中日の尾田剛樹外野手が、昨年台湾で開催されている「2024アジアウインターベースボールリーグ（WL）」で“今季初長打”をマークした。自慢の俊足に打力が加われば一気にレギュラー争いに名乗りを上げる。
BC栃木から2023年育成ドラフト3位で入団。開幕直前に支配下を掴んだが、1軍では65試合に出場も打率.000（11打数無安打）に終わった。しかし同チームの大島選手に弟子入りし確実に成長を見せている。
【通算成績】
| 年 度 | 球 団 名 | 試 合 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 刺 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 残 塁 | 打 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24 | 中日 | 65 | 11 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 22 | .000 |
ブライト 健太外野手
| ポジション | 外野手 |
|---|---|
| 投打 | 右投右打 |
| 身長／体重 | 184cm／88kg |
| 生年月日 | 1999年5月7日 |
| 経歴 | 葛飾野高 – 上武大 |
| ドラフト | 2021年ドラフト1位 |
【Instagram】
【注目ポイント】
2021年ドラフト1位のプロ3年目、外野の定位置奪取を目指したが１軍定着とはならなかった。
昨シーズン８月２４日の巨人戦（東京ドーム）でプロ初本塁打を放つなど、３５試合に出場して２本塁打、３打点だった。代打では、２５打数８安打で打率３割２分をマークした。「来年こそは１年間１軍で出られるように。７割の力で振ってもスイングスピードが上がるように鍛えてきたい」と本人も意気込む。
今年１月には中田翔内野手の自主トレに参加することも明かし、更なるパワーアップで今シーズンに挑む
【通算成績】
| 年 度 | 球 団 名 | 試 合 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 刺 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 残 塁 | 打 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 23 | 中日 | 33 | 58 | 6 | 14 | 0 | 2 | 0 | 18 | 4 | 2 | 0 | 3 | 0 | 7 | 20 | 0 | 16 | .241 |
| 24 | 中日 | 35 | 46 | 3 | 11 | 0 | 0 | 2 | 17 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 16 | 0 | 9 | .239 |
昨シーズンはまさかの3年連続最下位に沈んだ中日。今シーズンは井上新監督の元、再起に燃える中日ドラゴンズに注目していきましょう！！
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